五月のよる

よる子と彩月の気まぐれで出来たことばと写真の出逢いたち。世界のほんとうのことを探すふたりの旅路。

90.梅雨入り

f:id:maynightwords:20180608170545j:image

(彩月)

 

連作(首)

 

(彩月)

 

今夜も蛙は大合唱。
どこにいたって聞こえてくる。
雨が降れば窓辺に走り、
硝子窓に額をくっつけて、耳を澄まして。
自然と笑みがこぼれる。
ぴょんぴょん跳ねて、歌いたくなる。
今夜も蛙と一緒に大合唱。
雨に打たれ 空に向かって朗らかに歌う。

 

(よる子)

 

小さな一過性脳虚血発作を繰り返しているため、根を詰めてテーマを決めたり、昔の写真フォルダからテーマの写真を選んだりすると本当に倒れてしまうなあと思い、更新が途絶えています。
彩月にSNSの使い方を伝授したいのですが、なかなか会えず、会っても短時間のため違う方向に話が盛り上がり…まあ、なんとかなるかな!いずれ覚えてもらいましょう!

(よる子)


人気ブログランキング

ブロトピ:作品

ブロトピ:今日の写真日記

88.いち

f:id:maynightwords:20180420220835j:image

きみがこの世に生まれ我幾度でもいちばんはじめの喜びを知る

(彩月)

 

連作(三首)

「今はこれ。こっちじゃないのの」指さしていつも心のままにいちばん
一歳の祝いに餅負い泣く子みていのちの尊き一端を知る
いち、にいと数知らぬのに不思議にもいちの指して得意げに「うー」

(彩月)

 

(よる子)

 
人気ブログランキング

ブロトピ:作品

ブロトピ:今日の写真日記

87. 虹始見

f:id:maynightwords:20180418212053j:image

初めての虹はほんのり淡かった空の一部と溶けていたっけ

(彩月)

 

連作(首)

 

(彩月)

画面に表示された豪雨の文字。
文字とは裏腹に外の景色はあまりに静かだ。
窓を開ければ雨の匂いも、道に弾ける雨粒の音も聞こえるけれど、
此処は遮断されている。
良くも悪くも。

 

最後に傘をさして外を歩いたのは何年前だろう。
ぐずついた天気が好きな私。
傘は好きだけど、傘をさすのは嫌いな私。

 

雨が好き。
雨上がりが好き。
雨上がりの朝、大きな虹を見つけて遅刻した高校時代。

 

虹始見。
それを知っているから、雨が好きだと躊躇いなく言えるのだろう。

 

明日は晴れるか。
雨時々晴れ。
いつでも虹が見つけられるように、
明日は窓のそばで過ごそう。

(よる子)

 
人気ブログランキング

ブロトピ:作品

ブロトピ:今日の写真日記

86.私も私も!

f:id:maynightwords:20180417214234j:image

「ねぇタッチ」「私も私も」押し寄せる赤い帽子を被りし幼子

(彩月)

 

連作(首)

 

(彩月)

 

移ろう季節に彩りを添える賑やかな花たち。
一瞬を切り取るのに忙しい。
私も 私も!
そんな声が聞こえるような気がして、
振り返り
微笑みながらレンズを向ける。
瞬きも忘れて。

(よる子)

 
人気ブログランキング

ブロトピ:作品

ブロトピ:今日の写真日記

85.微睡み

f:id:maynightwords:20180416220815j:image

(彩月)

 

連作(首)

 

(彩月)

朝も昼も夜も関係なく
これまでを埋めるかのように微睡む。
出口のあるどろどろに溶けた光の中に
抵抗することなく迷いこむ。

(よる子)

 
人気ブログランキング

ブロトピ:作品

ブロトピ:今日の写真日記

84.ただいま!

f:id:maynightwords:20180415220033j:image

「ただいま!」に「おかえり!」言える嬉しさよおかえりおかえりやっとおかえり

(彩月)

 

連作(三首)


「ただいま!」と扉を開けたその時の我が家の匂いの香水が欲し


「ただいま!」と明るい声で言えるなら家でも人でも母校でもいい

誰しもに「ただいま!」を言う帰る場所ありますようにと祈る日曜

(彩月)

 

帰る場所があることが
こんなにも嬉しく感じる日はない。
ただいま!
私のお家。
はしゃいだこどものように
靴を散らかして。
そんなこと、今日は気にしない。
ただいま!
帰ってきたよ。
我慢なんかしない。
心のまま駆け出す。

(よる子)

 

雑記

三月末より入院しておりましたが本日無事退院致しました。家は良いですね!

見守ってくれていた彩月、ありがとう!

(よる子)

気ブログランキング

ブロトピ:作品

ブロトピ:今日の写真日記