五月のよる

よる子と彩月の気まぐれで出来たことばと写真の出逢いたち。世界のほんとうのことを探すふたりの旅路。

2018-03-27から1日間の記事一覧

65.束の間の静寂

(彩月) 連作(首) (彩月) 一筋の光が花を射る。 辺りは騒がしいというのに、 そこだけは静寂が生き物のように怪しく息を潜めている。 気づいてしまったからには時遅し。 華やかさなどには無縁の孤高の花に魅入る。 目に見える束の間の静寂。 (よる子) 人気ブ…